安宿で過ごすおすすめベトナムライフ
何も高級料理を食べて、贅沢スパを満喫するだけが海外旅行の楽しみではありません。
むしろ、欧米人旅行者が考える理想の東南アジア旅行は、現地に溶け込んだ質素な生活をおくるものです。
「せっかく物価の安い国に来たんだから、贅沢したい」と考えている方もいらっしゃるかと思いますが、東南アジアの楽しみは、ローカルに包まれた独特の香りではないでしょうか。
その香りを確実に、簡単に味わうことができるのが「宿」。
高級ホテルに宿泊するのも捨てがたいですが、バックパッカー御用達のような安宿も味があって非常に魅力的です。
ゲストハウスの魅力
東南アジアの安宿といえば、なんといってもゲストハウスです。
ゲストハウスが建ち並んでいるのは、ホーチミンではファングーラオ界隈。
「ファングーラオ通り」と「ブイビエン通り」の界隈には、ゲストハウスの文字を掲げた宿をいくつも見ることができます。
ベトナムのゲストハウスは一般的にワンフロア数部屋あり、間取りは6畳一間程度。シャワーとトイレ、ベッドにクローゼット、ミニ冷蔵庫がついているところが多いです。
最近ではこの界隈では共用トイレ&シャワーはドミトリー程度しか見なくなりました。
部屋は週に2~3回掃除してくれて、洗濯は1kgで100円程度。
同じゲストハウスに宿を取っている外国人とも簡単に仲良くなれます。
また、一階はカフェやレストラン、ツアーデスクとなっていますので、ここのスタッフとも友達になれますね。
一泊10~15ドル程度で、長期滞在はさらにお得になります。
ベトナムのミニホテルは清潔
「ゲストハウスはちょっといきすぎている。もう少しホテルチックなところがいい」という方は、ミニホテルはいかがでしょうか。
同じくファングーラオ界隈の「デタム通り」にたくさん並んでいて、一泊15ドル~20ドル程度。
部屋は清潔ですし、スタッフはアットホーム。
ただし、通常のホテルよりも部屋が狭いのが欠点。
また、部屋のランクがいくつかあり、冷房や窓の有無によって宿泊料金が異なります。
安宿は意外とトラブルは少ない
「外出している間に貴重品がなくなっていた」、「スタッフが部屋を荒らしたかも」といったトラブルが発生するイメージを安宿に持っている方も多いでしょう。
しかし、そういったトラブルは案外少ないのも、ここファングーラオ界隈の宿の特徴。
この界隈は世界でも注目されているバックパッカー街なので、宿泊者も当然海外旅行に慣れたつわもの旅行者たち。
多国籍、多人種の彼らに不当行為を働いたら、どんなリベンジが待っているか分かったものではありませんね。
彼らも外国人宿泊者を警戒しているので、彼らからトラブルを作ることはしないといっていいでしょう。
ただし、ローカルエリアの安宿は、「外国人=お金持ち」という固定観念があるので注意が必要です。
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