上級者向け!白い砂丘「ホワイトサデューン」
外国人観光客にとって、ムイネー最大の観光スポットは「イエローサデューン」です。
ムイネー中心部からタクシーやバイクで約20分程度で行ける近場の砂丘です。
しかし、ガイドブックにも紹介されていない、もしくはされていても片隅にちょこっと載っている程度のスポットに「ホワイトサデューン」なるものもあります。
なぜ片隅にしか紹介されていないのかなと、筆者なりに考えたところ、理由はただ一つ。
「遠いから」だと思います。
ムイネー中心のグエンディンチウ通りからバイクをレンタルして、平均時速40キロ程度で走ったら、40分以上かかりました。
ただし、道なりに進んでいくだけなので、迷う心配はありません。
今回はホワイトサデューンを紹介したいと思います。バイクをレンタルされる方は、ガソリンに注意してください。
道中はガソリンスタンドは一箇所しかないほか、目的地のすぐ近くなので、途中でガス欠になったら、正直アウトです。
意図的だと思いますが、ムイネーでレンタルできるバイクのほとんどがガソリンのメーターが壊れています。
そのため、あとどのくらい走れるのかが分からないので、できるだけいっぱい入れておきましょう。
道中は景色を楽しむ
目的地へ向かう道中は、まるで南米のサボテン地帯を走っているかのような錯覚に陥ります。
ゲームのアウトランにでてくるような、果てしなく一本道が続く景色です。見えてきました!
湖を挟んだ向こうに見えるのがホワイトサデューンです。
とても清潔ですね。目的地は観光施設のようになっていて、手漕ぎボートで湖を周遊するアクティビティもありました。
また、休憩所もあり、イスやハンモックでドリンクを飲むこともできます。
ここまでバイクで来た方は、かなり疲弊しているはずなので、砂丘を楽しむ前に一休みしておきましょう。
ジープで砂丘滑り
イエローサデューンでは、プラスティックのそりで砂滑りを楽しめましたが、ここではそりの代わりにジープ、もしくはバギーに乗ります!
ジープだと運転手つきで、バギーは自分で運転することができます。
バギーには大小の二種類ありますが、おすすめは大きいサイズ。
なぜなら、小さいサイズは、まず間違いなく途中で故障します(汗)筆者が選んだのはジープ(写真撮影のため)。
ジープでものすごいスピードで砂丘を走りぬけ、そしてノーブレーキで滑り落ちます。
これはかなり迫力がありました!どうやって写真を撮っていいか、正直迷いました。
なぜなら、辺り一帯が砂丘だからです!
なんの特徴もなく、なにもない大地。
こればかりは実際その目で見て感じてほしいです。日々の現実社会がいかにちっぽけで矮小なものかが思い知らされました。
ストレス社会で生きている日本人の方には是非おすすめしたいです。
しばし、現実から離れていれば、いつの間にか疲れは吹っ飛んでいるはず。ジープは道中二度ほど停車してくれます。
写真撮影を手伝ってくれたりもします。写真では湖と砂丘の高低差はあまりないように見えますが、実は10m以上あります。
なんの敷居もありませんし、砂丘は滑りやすいので、落ちたらアウト。
絶対に気をつけてください。
(管理人へのご連絡は不要です)