ムイネーの港町を体感!お椀の船に乗る
ムイネーの魅力は異国情緒漂う港町ということ。
バイクでどこまで走っても右側には果てしない海が広がり、漁船が停泊しています。
今回は、ムイネーの中心からバイクをレンタルして、目抜き通りを走ってみました。
その道中、思いがけないものが見えたので、筆者は早速体験♪
そのレポートをしたいと思います!今回筆者が走ったのは、「フエントゥックカン通り(Huynh Thuc Khang)」です。
中心を走るグエンディンチウ通り(Nguyen Dinh Chieu)を真っ直ぐ進むと、この通りに繋がります。
ちなみに、さらに進めばイエローサデューンと呼ばれている、ムイネー名物の砂丘にたどり着きます。道中は曲がり道のない直線道路をひたすら突っ走るだけ。
ホーチミンの都会では、バイクに乗っても排気ガスでうんざりするだけですが、ここではリゾート気分を味わうことができます。
バイクをレンタルしたい方は、グエンディンチウ通り沿いにいくつかレンタルバイクの専門店があります。
また、個人でバイクを貸し出しているバイクタクシーのおじさんたちもいます。
宿泊施設でも、多くはバイクをレンタルすることができます。
料金は1日15万ドン程度。
パスポートかデポジット、もしくは名前と宿泊ホテルのルームナンバーを伝えれば借りることができるでしょう。バイクをレンタルすれば、道中にちょっと気になった場所に立ち寄ることも容易いですね。
タクシーだと止めてくれたとしても、メーターや荷物を気にしてゆっくりできません。
お椀の船に乗る
なにやら砂浜で現地の方々が集まっています。
行ってみたところ、早朝に水揚げされた魚介がまだ売れ残っていたので、それをどうしようか相談していたとのことでした。
あまっていたのは小魚と貝類で、値段を聞いたら驚くほど安かったので、筆者がおいしくいただいておきました。シーフードを食べていたら、年齢不詳のおじさんが声をかけてきました。
話を聞けば、どうやらこのお椀に乗せてくれるそうです。
料金は10万ドン程度。
このおじさんは、暇なときはこうやって外国人やベトナム人観光客を捕まえてお椀に乗せる仕事をしているようです。
確かに日本ではお椀に乗る機会なんてまずありません、というか考えられませんね。
リゾート気分を一層高めてくれることを期待して、乗ってみることにしました!「おっさん、なんか水が漏れてる……」
「大丈夫大丈夫。ほらっ、座って座って」
「でもほらっ、すでに靴が濡れて……」
「いいから座れ!」
こんなやりとりをしました。
しかし、この不安定な感じがお椀らしくて、一寸法師の気持ちが少しは分かった気がしました。通常、このお椀は停泊している漁船に乗せています。
現在船は漁業を終えて帰ってきたばかりなので、お椀も休止中とのこと。
漁船には網のメンテナンスをしている人や、ハンモックに揺られて寝ている人たちの姿がありました。
あまたの漁船の脇をお椀の船がすり抜ける様子はスリリング。
しかし、おじさんの操作技術はかなりのものでした。
ムイネーにいらした際は、是非お椀船を体験していってください。
(管理人へのご連絡は不要です)